japan.internet.comに掲載された時のプレスリリースメールを公開します
お久しぶりです。アベ (id:panzist) です。
前回の記事で、japan.internet.comに掲載される前後のアクセス数を公開しました。
記事をご覧になると分かるように、大手メディアに露出することはアクセスアップに絶大な効果を発揮します。
大手メディアのページから多くの人が訪問するのは勿論として、ページについているTwitterやFacebook、Google+、はてブ、mixi等のソーシャルボタンを使って訪問者がSNSでバズることによってバイラル効果が期待できます。今回のI Love Shiba Inu!の記事では300人以上がツイート、いいね!をしました。
記事内容に反響があればという前提になりますが、ニュースまとめサイトからもリンクされるので、SEO対策にも役立ちます。
個人サイトでプレスリリースを送ることに関しては下記のように考えておられる方もいらっしゃるようですが、
http://invisa.jp/blog/2010/12/24/how_to_apeal_your_own_web_service/
私としてはローリスク(というかリスクなどない)でハイリターンなので、やらない方が損だと考えています。というのもプレスリリースを作って送るのは簡単だからです。初めての方でも1時間もあれば作業を終えることができます。
では、本題に入ります。
1. プレスリリースってどうするの?お金かからないの?
プレスリリースには無料投稿系サイトがあって、これらは内容がまともであればほぼ間違いなく掲載されます。しかし、アクセスアップ効果はほぼゼロに近いです。SEO対策でリンクビルディングを、という意味であれば多少の効果はあるかもしれませんが。
次に有料でプレスリリース配信を代行しているサービスがあります。これを利用すると大手メディアのプレスリリースページに掲載されます。大手メディアですのでそこそこ効果はありますが、ただの宣伝ページだということは訪問者も分かっていますので、記事ページほどのアクセスは期待できません。しかもかなりの費用がかかるので、個人サイトでは費用対効果を考えるとあまりオススメできません。
最後に大手メディアのプレスリリース受付メール宛に投稿する手段があります。採用されると大手メディアの記事ページに掲載されます。メディア内部のことは分かりませんが、おそらく大手メディアの担当者がチェックして選びぬいたもののみが掲載されます。ここを狙います。メディアが中途半端な質の記事を掲載することはありませんからハードルは高いですが、その分効果は高いです。メディアの訪問者はもともとメディアが選んだ良質な記事を求めているのだから、効果が高くて当然です。
2. メールってどう書けばいいの?
私が今回japan.internet.comに掲載された時に送ったメールを公開します。
【プレスリリース】柴犬好きのための柴犬だけの動画サイト「I Love Shiba Inu!」」公開
2012年4月24日 阿部敏明
柴犬好きのための柴犬だけの動画サイト「I Love Shiba Inu!」」公開
http://www.iloveshibainu.net/top/
4/15、個人開発者の阿部敏明は、柴犬好きのための柴犬動画サイト「I Love Shiba Inu!」を公開しました。
「I Love Shiba Inu!」は柴犬好きのために、Youtubeの柴犬動画だけを集めたサイトです。
Youtubeで「柴犬」と検索して柴犬動画を探すと、20件ごとに次へボタンを押さなければいけないのが、ちょっとしたストレスになります。
そこで「I Love Shiba Inu!」では、ウィンドウの下までスクロールすると次の柴犬動画を自動的に読みこむ機能を設けました。これで気になる柴犬を探すことだけに集中できます。
また、「アップロード日」「毛色」「子犬」「ソート」などの検索条件を用意しています。いくつかリンクをクリックするだけで、簡単に「今日」投稿された「白柴」の「子犬」を「再生回数順」に表示させることができます。
もちろんキーワード検索ができるので、お気に入りの柴犬や投稿者さんの動画だけを表示させて楽しむこともできます。
キャッチフレーズは「柴犬の柴犬による人間のための動画サイト」です。「I Love Shiba Inu!」で快適に柴犬動画を楽しんでください。
お問い合せ先
阿部 敏明
メール : abet323アットgmail.com
Twitter : https://twitter.com/#!/iloveshiba_inu
これは下記、ゆーすけべーさんがブログで公開しているテンプレートを参考に書いてみたものです。
http://yusukebe.com/archives/20120322/100646.html
なぜこういったテンプレートで送るのか?といったことも上記記事には書いてあるので、参考にしてください。ちなみに私は火曜の朝に送りました。ゆーすけべーさんのブログは他にも参考になる記事ばかりですので、是非。
3. どの大手メディアに送ったらいいの?
これも今回私が送ったメディアの一覧と、そのメールアドレス、URLを公開します。
ITmedia releaseアットml.itmedia.co.jp
@IT ait_releaseアットml.itmedia.co.jp
Business Media 誠 makotopressアットml.itmedia.co.jp
EE Times Japan eetimesアットml.itmedia.co.jp
EDN Japan ednjapanアットml.itmedia.co.jp
japan.internet.com releaseアットinternetcom.co.jp
マイナビニュース news-prアットmynabi.jp
techcrunch tipsアットtechcrunch.jp
Publickey releaseアットpublickey.jp
impress im-releaseアットimpress.co.jp
EnterpriseWatch enterprise-watchアットimpress.co.jp
技術評論社 releaseアットgihyo.co.jp
gigazine http://gigazine.net/news/contact4/から投稿
まとめ
今回、私は運よく掲載してもらうことができましたが、打てば響くというわけではありません。おそらく全く反応がない方が普通でしょう。実際、I Love Shiba Inu!で画像機能を追加実装した際に、再度プレスリリースを打ちましたが、どこにも掲載してもらうことはできませんでした。駄目でも諦めずに、サイトに機能を追加⇒再度チャレンジをしてみることが大事だと思います。私も二回目の掲載を目指して頑張ります。最後にプレスリリース作成で参考になる本を紹介しておきます。
japan.internet.comからリンクされたら一週間で3万PVこえたよ
アベ (id:panzist) です。
japan.internet.comという大手ニュースサイトに取り上げられたことで、
ビックリするほどのアクセスが「I Love Shiba Inu!」にありました。
僕はアクセス解析にGoogle Analyticsを使っているのですが、
取り上げられる前と後で、どうアクセスが変わったかをAnalyticsで見てみましょう。
まずは取り上げられる前です。
前日の4/23のアクセス数が↓です。
サイト立ちあげから一週間、
Twitterアカウントの運用が少しずつアクセスに結びついてきました。
次は取り上げられた当日、4/24のアクセス数です。
こんな風になってしまいました。
さっきまでハイハイしていたと思ったら、ソファーでタバコを吸いだしました。
実はアクセス過多で半日近くサーバーがダウンしていたため、
実際はこの数倍のアクセス、訪問数にして1万以上はあったと思われます。
アクセス過多でもサーバーダウンしないことは非常に重要なので、
別のエントリーで記事にします。
アクセスがどこから来ているかも見てみましょう。
半分以上のアクセスがjapan.internet.comから来ていることが分かります。
では、最後に4/24~4/30の取り上げられてから一週間のアクセス数、
そして4/23を含めたアクセス数の遷移をグラフで見てみましょう。
4/24をきっかけにレイプされてしまったことがよく分かります。
※japan.internet.com様、本当にとても感謝しています。表現が卑猥で申し訳ありません。
こういった経験をするのは初めてのことだったので、
反省点や気づいたことがありますので、別のエントリーでまとめたいと思います。
仕事やめますか?それともWEBサービスを一人で作りますか?
はじめまして。アベ (id:panzist) です。
性はアベ、名はトシアキと申します。
今日からはてなブログをはじめました。
お仕事はシステムエンジニアです。
僕の勤める会社は主に二次請け以降のソフトウェアベンダです。
分かる方には分かると思いますが、SIerになれず、Servicerになれず、な会社です。
やりたい仕事を選んで取ってくることも、
やりたいことを形にしてサービスとして展開することも思ったようにはできません。
会社はお客さんからの仕事をありがたくいただきますし、
我々社員は会社から与えられる仕事を勿論ありがたくいただきます。
文句を言えるような身分ではありません。
それでもどこか日々の仕事をこなしているだけでは不安が拭いきれません。
「本当に誰かから与えられてばかりの仕事を続けて、エンジニアとして成長し続けられるだろうか?」
気づけば年も30手前になり、先輩は追い越せないのに後輩には追い越され、
給料は上がらず、お金を使わないので貯金が溜まることだけがとりえで、
親は年金で生活する年になり、駅の階段を上がるだけで息が切れ、
何もしてないのに体の節々が痛くて、友達が少なくてYoutubeとニコ動だけが友達で、
このままでは日本の未来はどうなってしまうのでしょうか。
モヤモヤした気持ちではてなブックマーク、tech系メディア、エロサイトを巡っていると、
僕のようなヒエラルキーの最下層では
聞いたこともないような単語を駆使して新技術をハックしている方や、
大人気のWEBサービスや、ソーシャルゲームを作ってる中の人がいたりするじゃないですか。
自分のやりたいことをやりながら、技術に優れ、プレゼンも上手で、
沢山の人にティーチングまでして、場合によってはイケメンだったりするじゃないですが。
ごく少数がイケメンだったりするじゃないですか。
「俺もこんな風になれないだろうか・・・」
そんなことを考えて休日にWEBサービスを一人で作りはじめたのが、去年の夏ごろでした。
自分なりに現状だったり、自分の殻だったり(皮じゃないよ!)を打ち破るために考えた結果が、
「一人でサービスを作って公開する」でした。
なぜWEBサービスを一人で作るというところに行き着いたのかは
別のエントリーで書きたいと思います。
今のところ運営しているWEBサービスは二つで、
そのうち、最近公開した「I Love Shiba Inu!」は、
japan.internet.com様の記事や、Yahooのニュースで紹介してもらったり、好調な滑り出しです。
こんな感じで、ギークでもハッカーでもリア充でもない、
持たざるものだから書ける体験談を書いていきたいと思います。
よろしくおねがいいたします。